近商ストアnews｜大阪府の2店舗でレジ業務無人化実証実験3/4開始

(株)近商ストア（大阪府松原市、粕本源秀社長）は東芝テック(株)と、スマートフォン・映像解析技術を活用したレジ業務無人化の実証実験を行う。

実験店舗は大阪府松原市「スーパーマーケットKINSHO 松原店」、大阪府天王寺区「ハーベス 上本町店」の2店舗で、期間は3月4日（月）から4月12日（金）まで。実証実験は、近鉄グループ従業員と特別モニター会員に限定して行う。

実験内容は2つ。

まず、レジアプリを搭載した専用スマートフォンを買物客に貸し出す。顧客は自身で商品バーコードのスキャンを行う。スマートフォンにはお買得情報などを知らせる販促機能がついているので、その効果検証も行う。

もう一つは、AIによる映像解析技術の活用だ。映像をAIで解析することで、レジに並ぶことなく商品登録ができるシステムを検証する。また、映像からの詳細動作解析による不正検知、顔認証による不正抑止といった、セキュリティ面への応用も検証する。

近鉄グループの近商ストアは、近鉄沿線を中心に、大阪、奈良、京都の3府県で37店舗のスーパーマーケットを展開している。