イトーヨーカ堂news｜｢COMPANY｣で約3万7000人の人事データベース構築

(株)イトーヨーカ堂（東京都千代田区、山本哲也社長）は人事情報の一元管理と従業員の利便性向上を実現するために、Works Human Intelligence（東京都港区）が提供する統合人事システム「COMPANY」を採用する。

日本国内128の店舗（2022年6月末現在）に勤務するパート・アルバイトを含めた社員約3万7000人には、「顧客に寄り添った接客や売場づくりの時間の確保」、本社で働く従業員には「リアルタイムで申請情報等の確認による効率的な店舗バックアップの実現」を図ることを目的に、「COMPANY 人事」「COMPANY Web Service」をまず導入する。さらに、今年8月頃には入社手続業務をサポートする「COMPANY 雇用手続管理」の導入も予定している。

「COMPANY」は従来、書類や表計算ソフト等で管理していた人事情報を一元管理ができる。これによって店舗・人事部門双方の業務効率化に繋げる。また「COMPANY Web Service」では、従業員が人事部門に提出する各種申請業務をWeb上で行うことができるため、ペーパレス化によってイトーヨーカ堂の人事申請書類を約80％削減することが期待されている。

イトーヨーカ堂人事室では「お客さま一人ひとりの満足度向上を目指して、自ら考え、改革し、新しい価値を創造する人材の育成に取り組んでいる。それをさらに前進させるための変革ツールとして『COMPANY』の導入を決定した。一緒に働く従業員の働きがいに注力し、自らのやりがいを感じられる職場環境、風土づくりを進めていく」とコメントしている。