イオンnews|12/1付でIT機能会社を統合/DX推進の一元化
イオン(株)(千葉市美浜区、吉田昭夫社長)は2024年12月1日(日)に、ITインフラのイオンスマートテクノロジー(株)(AST)と、基幹システムを担うイオンアイビス(株)(AIBS)のIT事業を分割・統合させる。存続会社はASTとなる。
イオンは、生成AIをはじめとする新たなテクノロジーの台頭、それに伴う日々の暮らしに対するあらゆる影響を見据え、顧客の体験価値向上を起点に、柔軟かつ迅速にビジネスモデルを進化させている。
ASTはイオンのDXを推進するITインフラを担う企業として2020年に設立されて以来、イオングループのデジタルシフト戦略を具現化するためのプラットフォーム構築や、ID統合などを進めてきた。一方でAIBSは既存のIT機能会社として、基幹系システムの刷新を進めていて、両社はグループ各社と共にDXを推進してきた。
新生ASTによって、バックエンドからフロントまで一貫したサービスの提供を目指す。グループトータルアプリであるiAEONをはじめデジタルサービスを一体運営する。両社が保有するさまざまなソリューションの融合および最新のデジタル技術によって、新たなサービス領域を創出し、グループシナジーの最大化を図る。
また、内製化チームによる効率的なソリューション開発、一元管理されたグループデータの活用などを通じて、顧客体験の高度化(CX)、従業員満足度(EX)の最大化を目指す。また、グループ全体のDXを推進させるため、デジタル人材育成の拠点としての役割も担う。
■イオンスマートテクノロジー(株)
所在地/千葉市美浜区中瀬1-5-1
代表者/羽生有希
従業員数/454名(日給月給社員434名・時間給社員20名)※2024年12月1日時点見込み