ロス・ストアーズnews|好調のOPS業態は第3Qも増収増益/純利益は2ケタ増
米国オフプライスストア第2位のRoss Stores(ロス・ストアーズ)が11月3日に終了した第3四半期決算を発表した。
売上高は、前年同期比プラス6.6%の35億4961万ドル(1ドル100円換算で3549億円)、純利益はプラス23.1%の3億3811万ドル(338億円)だった。2018年度は3四半期連続の増収増益。既存店売上高も3%伸びている。
Barbara Rentler CEOは「第3四半期は売上高、利益ともに予測を上回りました。しかしながら、物流コストの上昇や賃金投資の増加により、営業利益率は12.4%で前年を下回っています。今年のホリデーシーズンも激しい競争が予想されます。昨年の第4四半期は既存店売上高5%増と大幅なプラスを成し遂げたので、少し大変かもしれませんが、今年も引き続き1~2%の増加を計画しています」とコメントしている。
11月3日現在、1720店舗を運営しているロスはTJXと同業態で、百貨店やブランドショップの売れ残り商品を20~60%引きの金額で販売する。どちらも絶好調の営業成績をキープしている。これはオフプライスストア業態の優位性が持続していることを証明している。