ダラーゼネラルnews|’18通期売上高256億ドル9%増/純利益3%増
アメリカのダラーストア業態最大で、全米チェーンストアランキング19位のダラーゼネラル(テネシー州グッドレッツビル、トッド・ヴァソスCEO)が、2月1日に終了した第4四半期と2018年度の業績を発表した。
まず第4四半期の売上高は66億4980万ドル(1ドル100円換算で6443億円)で、前年同期比8.5%増。客単価と客数の増加で、既存店売上高は4.0%プラスとなり、全体売上げ増に貢献した。営業利益は6億3850万ドルの2.4%増だったが、純利益は4億8324万ドルと32.1%の大幅減となった。この純利益のマイナスは主に大幅な値下げをしたことと、一般に他のカテゴリーよりも粗利益率の低い消耗品カテゴリーの売上高の割合が高かったことによる。
2018年度通期の売上高は、256億2504万ドル(2兆5625億円)で9.2%増。既存店売上高も3.2%増。営業利益は21億1630万ドルで5.4%増、純利益も15億8947万ドルで3.3%増の増収増益だった。
「2018年は素晴らしい年でした。第4四半期は、消耗品と非消耗品の両方の商品の販売実績により、堅調な既存店売上高の伸びを達成しました。その結果、2年連続で最高の既存店売上高を記録しました」とトッド・ヴァソスCEOはコメントしている。
2019年度は、純売上高の伸び率約7%、既存店売上高の伸び率約2.5%を見込んでいる。また、975店舗の新規出店、1000店舗の改装、および100店舗の移転を計画している。