JCペニーnews|’18通期は売上高117億ドル7.1%減/2.6億ドルの赤字

米国のJCペニー(テキサス州プラノ市、ジル・ソルタウCEO)が2月2日で終了した第4四半期と2018年度通期の業績を発表した。日本ではゼネラルマーチャンダイズストア(GMS)と呼ばれるが、米国商業統計ではディスカウントデパートメントストア。シアーズと並ぶ2強だったが、シアーズは倒産し、JCペニーも苦しい。

第4四半期の売上高は、36億7000万ドル(1ドル100円換算で3670億円)、前年比は9.5%減、営業利益は1億2700万ドルで47.7%の減、純利益も7500万ドルで69.0%と大幅なマイナスだった。

既存店売上高も店舗閉鎖の影響で6.0%減(調整後は4.0%減)だった。

「J.C.ペニーが、結果をもたらす力を持つ確固たるブランドであると確信しています。過去の財務実績にもかかわらず、女性用衣料品、アクティブ衣料品、特別サイズの衣料品、高級宝飾品などの主要事業の改善を推進するために、すでに措置を講じています」とジル・ソルタウCEOはコメントしている。

ジル・ソルタウCEO。

通期の売上高は116億6400万ドル(1兆1664億円)で7.1%減、2億5500万ドルの赤字だった。既存店の売上高も3.1%のマイナス。

全米に860店を構えるJCペニーもアマゾンなどネット通販の攻勢にさらされており、さらなる店舗の縮小に追い込まれている。2019年は、18店舗のフルラインストアと9店舗の家具専門店を閉鎖する計画だ。

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