ウォルマートnews|本社ベントンビル市内の2店舗間で自動運転実験を開始

ウォルマート・インク(アーカンソー州ベントンビル、ダグ・マクミロンCEO)は、店舗~倉庫間の商品配送と顧客への配送の両面において、自動運転を開発する自動車会社と複数のパイロットプロジェクトを進めている。先日すでに自動運転のベンチャー企業「ガーティック(Gatik)社」との商品配送の自動運転車導入の実証実験が発表されているが、7月25日に実験の詳細情報が明かされた。

ウォルマートの本社があるアーカンソー州は、州内での自律走行車の運転を許可する法律を今年の3月に可決している。そこでウォルマートはGatik社とともに、本社を置くベントンビル市内の2店舗間で自動運転車をテストする。

この2つの店舗は2マイル(約3.2km)の距離に位置する。オンライン注文された食料品のピックアップを確実にするために、店舗間で商品を自動的に移動させるテストである。

「この実験は、オンライン食料品注文の配送に自律走行車を追加した場合の物流システムやその場合の運用プロセスの変更、そして最先端技術を取り入れることによって得られるさらに多くの可能性を見い出すことを目的としている」とウォルマートUSデジタル部門のシニア・バイス・プレジデントのTom Wardは語っている。

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