Dean&Deluca news|新型コロナ拡大が引き金で連邦破産法11条を申請
アメリカの高級食料品チェーンのDean & Deluca Inc.(ディーン&デルーカ)は3月31日、連邦破産法11条に基づく会社更生手続きを申請した。
ニューヨーク連邦破産裁判所に提出された書類によると、推定資産は最大5000万ドル(1ドル100円換算で50億円)、負債は最大5億ドル(同500億円)にのぼる。
ディーン&デルーカは1977年、ジョエル・ディーンとジョルジオ・デ・ルーカにより、ニューヨーク・ソーホー地区に創業した。徐々に店舗網を拡大し、1988年にはワシントンDCにもオープン。東京には2002年に進出していた。しかし近年、業績が低迷していたところに、今回の新型コロナウイルス感染拡大によるアメリカ国民の経済活動の停止が引き金となってしまった。