メイシーズnews|第1Q売上高約45%減/最大で11億ドルの営業損失を予測

米国の最大手百貨店メイシーズ(ニューヨーク州ニューヨーク、ジェフリー・ジェネットCEO)が2020年度第1四半期の暫定業績を発表した。

売上高は30億ドル(1ドル100円換算で3000億円)から30.3億ドルで前年度比45.3%から44.9%の減少、営業損失で9億ドルから11億ドルを予測している。

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が拡大したため、3月18日にメイシーズ、ブルーミングデールズ、ブルーマーキュリーのすべての店舗を休業した。第1四半期の最初の月である2月の売上高は堅調で予測通りだったが、3月の休業で売上高は激減した。一方、オンライン販売は着実に増加したが、店舗での販売の損失を一部しか相殺できなかった。

5月4日から約190店舗のメイシーズとブルミンデールが再開され、5月26日のメモリアル・デーには、さらに80店舗のメイシーズが再開される。再開に当たっては、すべての店舗と施設において安全衛生基準を強化している。また、まだ再開されていない店舗でも、カーブサイド・ピックアップ・サービスを提供している。

再開後の2週間の業績は、予測を少し上回っている。母の日のセールも好調だった。同社は6月9日に第1四半期の業績を発表する予定である。

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