メイシーズnews|第3Q売上高54億ドル36.3%増/3四半期連続で黒字転換

米国最大の百貨店メイシーズ(ニューヨーク州ニューヨーク、ジェフリー・ジェネットCEO)が10月30日で終了した2022年1月期の第3四半期業績を発表した。

第3四半期の売上高は54億4000万ドル(1ドル100円換算で5440億円)で前年同期比36.3%増、クレジットカードの収入などを含めた総収入は56億5300万ドル(5653億円)で35.1%増加した。営業利益は5億2300万ドル(前年同期は1億2700万ドルの損失)、純利益は2億3900万ドル(同9100万ドルの損失)と、今年度に入り3四半期連続で黒字転換した。

既存店売上高は直営部門で37.2%増、ライセンス部門を含むと35.6%増加した。2019年比で見ても、それぞれ8.9%、8.7%増加している。デジタル売上げは全体の33%を占め、2020年比19%増加、2019年比では49%増加した。

部門別ではメイシーズの既存店売上高が直営で36.4%増、ライセンスを含むと35.1%増加。新規顧客は440万人増え、そのうちの41%がEC顧客だった。ブルミンデールは直営で43.4%、ライセンスを含み38.5%、それぞれ増加した。また、ブルーマーキュリーの既存店売上高は39.5%増加した。

この好業績を受け、同社は今期の通期予測を上方修正している。売上高は241億2000万ドルから242億8000万ドルに、調整後1株あたりの利益は$4.57から$4.76に引き上げた。

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