ウォルマートnews|4州の一部の改装店舗でタバコ販売を中止

ウォルマート(アーカンソー州ベントンビル、ダグ・マクミロンCEO)は、カリフォルニア州、フロリダ州、アーカンソー州、ニューメキシコ州の4つの州の一部店舗でのタバコ販売を止めるとウォール・ストリート・ジャーナルが報じている。

同社の広報担当者によると、タバコ販売を中止する店舗はセルフ・チェックアウトを増やしたレイアウトに移行中の店舗で、現在タバコを保管しているフロント・エンドの棚の有効利用をするための措置だと説明されている。つまり、すべての店舗での販売を止めるわけでない。

一方、ニューヨーク市やマサチューセッツ州の一部などでは薬局併設小売店舗でのタバコ販売を法令で禁じているため、販売していない。ウォルマート傘下のサムズクラブでも2018年以降は徐々にタバコ販売を減らしており、現在約600店舗のうち、タバコ取り扱い店舗は40カ所以下にまで減らしている。

マクミロンCEOは、数年前からタバコ販売を止めるための方策を役員に提案するように求めているが、具体的な決定には至っていない。

なお、他の小売業では、ターゲットは1996年から、CVSヘルスは2014年からそれぞれタバコの販売を止めている。

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