メイシーズnews|第3Q売上高50億ドル7.8%減・純利益60.2%減

米国百貨店トップのメイシーズ(ニューヨーク州ニューヨーク、ジェフリー・ジェネットCEO)が2024年1月期の第3四半期決算を発表した。

売上高は50億3800万ドル(1ドル150円換算で7557億円)で前年同期比7.8%減、営業利益は8600万ドル(129億円)で55.2%減、純利益は4300万ドル(65億円)で60.2%減の減収減益。

リアル店舗での販売とEC販売、いずれも前年同期から7%下落している。既存店売上高は直営店で7.0%減、直営+ライセンス店で6.3%減。

部門別では、「メイシーズ」の既存店売上高が直営店で7.6%減、直営+ライセンス店が6.7%減少した。「ブルーミングデール」では直営店が3.2%減、直営+ライセンス店が4.4%減。一方ビューティ用品の「ブルーマーキュリー」は好調で直営店2.5%増加した。

同社では在庫削減を継続的に進めていて、前年比では6%減、2019年比では17%減となった。

ジェネットCEOは「第3四半期の売上高および最終利益は予想を上回る結果を達成し、健全な在庫状況でホリデー期間に突入します。ギフトの品揃えを改良し、プロモーションを簡素化することで、ショッピング体験を改善しました」と語る。

同社は来年2月の新年度から新CEOにトニー・スプリング氏が就任することを発表している。

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