ウォルマートnews|1対3の株式分割を実施/店長に成功報酬で株式付与

ウォルマート(アーカンソー州ベントンビル、ダグ・マクミロンCEO)は1月30日、株式1株を3株に分割すると発表した。株を分割することで株価を低めに抑え、多くの従業員が自社株を購入できるようにすることが狙いだ。

現在、40万人以上のウォルマート従業員が従業員株式購入プラグラムに参加している。このプログラムを通じて株式を取得する場合、従業員は給料天引きで購入することができるうえ、年間1800ドルを上限に取得額の15%相当が毎年上乗せされる。

今回の株式分割によって、発行済み普通株式は約27億株から約81億株に増加する。

またウォルマートは店長の給与引き上げに加え、来年度初めから店長に対する新たな成功報酬として、株式付与を行うと発表した。好成績を収めた店長は、年収総額で最高40万ドル(約6000万円)を超える額を得る可能性がある。スーパーセンターの店長は年間2万ドル相当、ネイバーフッド・マーケットの店長は1.5万ドル相当の株式を得られる。また付与された株は、付与後3年間で売却することが可能となる。

ウォルマートUSのCEOであるジョン・ファーナーは「株式の譲渡によって、店長たちにビジネスのオーナーとしての自覚を持ってもらいたい」と述べている。

関連カテゴリー

海外 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧