ターゲットnews|第2Q営業収益254億ドル2.6%増・純利益42.7%増
米国のディスカウントストア業態チェーン第2位のターゲット(ミネソタ州ミネアポリス、ブライアン・コーネルCEO)が2025年1月期の第2四半期決算を発表した。
第2四半期(5~7月)の営業収益は254億5200万ドル(1ドル150円換算で3兆8178億円)で2.6%増、営業利益は16億3500万ドル(2453億円)で36.6%増、純利益は11億9200万ドル(1788億円)で42.7%増だった。
既存店売上高は2.0%増、客数3.0%増、そして客単価は0.9%減少した。また店舗での売上高は既存店0.7%増、デジタル販売(EC)は8.7%増加した。主要6カテゴリーすべてで、客数が増加した。一般消費財の売上げは改善傾向にあり、とくにアパレルは前年同期より3%以上増加している。
チャネル別売上げ構成比は、店舗が82.1%、デジタル販売は17.9%。オンライン注文は、店内フルフィルメントが97.9%(前年比0.3%増)にのぼる。即日配送サービスは2桁の成長率を示し、とくにドライブ・アップとターゲット・サークル360の即日配達が13~14%増となっている。
またターゲット・サークル・カードの売上げは全体の17.7%を占めている。
上半期期末時点の店舗数は前年同期より10店舗増えて1966店舗となった。