Amazon news|第3Q営業収益1589億ドル11.0%増・純利益55.2%増
アマゾン・コム(ワシントン州シアトル市、アンディ・ジャシーCEO)が2024年12月期の第3四半期決算を発表した。
第3四半期(7月~9月)の商品売上高は676億0100万ドル(1ドル150円換算で10兆1402億円)で前年同期比7.0%増、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)などのサービスを含む営業収益は1588億7700万ドル(23兆8316億円)で11.0%増加した。営業利益は174億1100万ドル(2兆6117億円)で55.6%増、純利益は153億2800万ドル(2兆2992億円)で55.2%増だった。
部門別では、北米事業が売上高955億3700万ドルで前年同期比8.7%増、営業利益が56億6300万ドルで31.5%増。国際事業は売上高358億8800万ドルで11.7%増、営業利益は13億0100万ドルで前年同期の営業損失9500万ドルから黒字転換した。AWS事業は売上高274億5200万ドルで19.1%増、営業利益が104億4700万ドルで49.8%増だった。営業利益率を見ると、北米事業は5.9%、国際事業は3.6%、そしてAWS事業がダントツで高く、38.1%となっている。
また販売チャネル別売上高では、オンラインストアが614億1100万ドルで前年同期比7.2%増。次いで第三者セラー・サービスが378億6400万円ドルで10.3%増、AWSが274億5200万ドルで19.1%増、宣伝広告サービスが143億3100万ドルで18.8%増、サブスクリプション・サービスが112億7800万ドルで10.9%増。そして「ホールフーズ」や「アマゾン・フレッシュ」などの実店舗では52億2800万ドルを売り上げ、5.4%増だった。
アマゾンは10月頭に世界中のフルフィルメントセンターでプラスチック製のエアピローの使用を中止し、100%リサイクル素材の紙製緩衝材に切り替えた。