TJXnews|第2Q売上高144億ドル7.4%増の増収増益/既存店売上高は4%増
米国のオフプライスストア(OPS)業態1位のTJXCompanies(マサチューセッツ州フレーミングハム、アーニー・ハーマンCEO)が、2026年1月期の第2四半期決算を発表した。「OPS」とは、百貨店や専門店の売れ残り商品を集め、定価の20~60%ほど低い価格で販売する業態。
第2四半期(5~7月)の売上高は144億0100万ドル(1ドル150円換算で2兆1602億円)で前年同期比7.4%増、営業利益は16億2000万ドル(2430億円)で7.0%増、純利益は18億6450万ドル(2798億円)で13.1%増と、増収増益だった。
部門別売上高は、アメリカのMarmaxx(T.J.MaxxとMarshalls)が88億4100万ドルで前年比4.7%増、アメリカのHomeGoodsが22億8600万ドルで8.8%増、TJX Canadaが13億8100万ドルで11.0%増、そしてTJX International(ヨーロッパとオーストラリア)が18億9300万ドルで12.8%増だった。
既存店売上高は全体で4%増加。部門別に見ると、Marmaxxが3%増、HomeGoodsが5%増、TJX Canadaが9%増、そしてTJX Internationalが5%増だった。
8月2日時点の店舗数は、主要バナーのT.J.Maxx(ヨーロッパとオーストラリアではT.K.Maxx)は2089店、Marshallsが1344店、HomeGoodsが1113店、Homesenseが311店、アウトドア用品のSierra が127店、そしてカナダで展開するWinnersが311店で、合計は5134店舗となった。
ハーマンCEOは「今期はとても喜ばしい結果となりました。我々の素晴らしい値打ちとブランドが消費者を惹きつけました。第3四半期も幸先良く始まっており、今年度全体の予測を上方修正しました。長期的に市場シェアを拡大して成長できると確信しています」とコメントしている。