Wegmans本格イタリアン・レストラン開店

ウェグマンズは、現在、81店舗。
ニューヨーク州を中心に展開する
リージョナル・スーパーマーケット。

そのウェグマンズは、
ミールソリューションを先駆けたスーパーマーケット。

ミールソリューションの延長上で、
2009年からレストラン事業をスタートしているが、
6月14日、本拠地ロチェスター地区に、
新しいレストランをオープン。

「Amore Italian Restaurant & Wine Bar」

同日、新装オープンしたのは、
スーパーマーケットのイーストアベニュー店（店舗面積8万7000ft²）だが、
この店に隣接させて本格イタリアン・レストランを開店。

エントランスは2カ所。
メインの路面エントランスと、
ウェグマンズの店内からの直通エントランス。

つまり、あくまでも隣接しているのであって、
店内に併設されているレストランではないのが特徴だ。

席数は85席。
高級感あふれる個室もある。

提供されるメニューのほとんどは、
ウェグマンズの店舗で実際に売られている
食材でつくられる。

「時々、うちのシェフたちが店内をウロチョロしてるのを
見かけるかもしれないよ。
なにかの材料が足りなくなったときにね」
とエグゼクティブ・シェフのファーガソンは語る。

本格レストランで提供できるほど良い素材を、
ウェグマンズは取り揃えているということが分かる。

ウェグマンズが展開する他のレストランもご紹介しておこう。

「The Pub」はウェグマンズが初めてオープンしたレストラン。
スーパーマーケットの店舗に併設されていて、
フルサービスを提供するレストラン。
アレンタウン店、カレッジビル店、キングオブプルシア店、
マルバーン店の4店舗で営業中。

「The Food Bar」も店舗併設型のレストラン。
フルサービスの席とカウンター席がある。
コロンビア店とピッツフォード店の2カ所。

「Next Door Bar and Grill」は
ピッツフォード店の斜向かいに立地する、
独立型のレストラン。

スーパーマーケットのレストラン事業は
近年、ちょっとしたトレンドとなっている。

もっとも多いのは
スーパーマーケット店内に簡易レストランを設置する「併設型」。
これはウェグマンズはもちろん、ホールフーズやテキサスのHEBなど、
さまざまなスーパーマーケットで導入されている。

それを進化させたイータリーのような「融合型」、
さらに今回のような「隣接型」や「独立型」の
レストランも今後増えてくるに違いない。

外食と内食の垣根がなくなってきたということだ。

日本でもやがてこのトレンドは、
顕著になってくるに違いない。

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