イオンモールニュース|インドネシア2号店開発に官民ファンドJOIN参画
イオンモール(株)は、現在建設中のインドネシア共和国2号店となるショッピングモール「イオンモールJakarta Garden City」で、(株)海外交通・都市開発事業支援機構(以下「JOIN」)の参画が決定したと発表した。モール事業を中心とした「街づくり」を、ともに推進していく。
JOINは、2014年10月20日に、日本政府が民間企業と共に設立した官民ファンド。政府が株式の半数以上を保有する株式会社として、出資金約100億円でスタートした。JOINの役割は、海外のインフラ市場への日本企業の参入を促進することだ。まさにイオンの海外進出にうってつけの政府系ファンドということになる。
インドネシア1号店は、2015年5月に開業した「イオンモールBSD CITY」。3号店は「イオンモール デルタマス」(2017年度)、4号店は「イオンモールSentul City」(2018年度)。計画はいずれもいずれもジャカルタ周辺で、ドミナント出店を進めている。
<ジャカルタ開発エリア地図>
「イオンモールJakarta Garden City」は、ジャカルタ中心部から東方約20kmにある大規模開発地域「Jakarta Garden City(JGC)」での出店となる。敷地面積は約8万5000㎡(約2万5757坪)、延床面積:約13万8000㎡(約4万1818坪)。GMSの「イオン」を核店舗に、ファッション、雑貨、レストラン、サービス、アミューズメント、シネマコンプレックスなど200店舗で構成する。
JGCは住宅・商業・公共施設・インフラなどが総合的に整備される計画で、その規模は約270ヘクタール。計画地周辺は、ジャカルタ市街中心部から近いことから、ベットタウンとして人口密度が高いエリア。現在高級住宅の建設や道路整備も進んでおり、今後ますます発展が期待できるエリアだ。
周辺には、ベカシラヤ道路、ペジュアン道路等の主要幹線道路が通る。至近には有料高速道路のジャカルタ外環道路もあり、交通アクセスにも恵まれた、広域からの集客が期待できる。
■イオンモールJakarta Garden City概要
所在地:インドネシア共和国ジャカルタカクン地区ジャランカクンシリンシン
敷地面積:約8万5000㎡(約2万5757坪)
延床面積:約13万8000㎡(約4万1818坪)
総賃貸面積:約6万㎡
専門店数:約200店舗予定
建物構造:鉄骨造地下1階地上4階
駐車台数:約3000台
開店予定日:2017年度
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