ドラッグストアnews|5月売上高はクスリのアオキ11.2%筆頭に10社前年越え
主要ドラッグストア11社の5月の月次売上高が出揃った。既存店売上高ではクスリのアオキホールディングスの11.2%、薬王堂ホールディングスの7.6%など高い伸びとなった2社を含めて10社が前年伸びとなった。
全店売上高ではアインホールディングス(コスメ&ドラッグ)の18.3%、クスリのアオキホールディングス15.9%、コスモス薬品11.2%といった2けた増の3社を含めて全11社が前年比を超えた。
ウエルシアホールディングス(株)(東京都千代田区、桐澤英明社長)の月次売上高は既存店前年比0.4%増で、うち物販が1.4%減、調剤が7.3%増だった。客数は0.8%減、客単価が1.2%増。全店では売上高1.4%増。
傘下企業10社では、プラスだった企業はウエルシア薬局、シミズ薬品、よどや、コクミン、フレンチ、ふく薬品。マイナスだったのが丸大サクラヰ薬局、MASAYA、クスリのマルエ、ププレひまわり。
(株)ツルハホールディングス(北海道札幌市、鶴羽順社長)の5月度(4月16日~5月15日)の既存店売上高は2.0%増、全店売上高は5.2%増。客数0.6%減、客単価2.7%増。8店出店、5店閉店し、店舗数は2653店。
(株)マツキヨココカラ&カンパニー(東京都文京区、松本清雄社長)の既存店売上高は2.2%増、客数が1.1%減、客単価3.3%増。FC売上高が9.1%増。全店では、4.4%増だった。調剤店も含む5月末のグループ店舗数は3475店となった。
(株)コスモス薬品(福岡県福岡市、横山英昭社長)の既存店売上高は3.4%増、全店11.2%増だった。5月は5店の新規出店があり、店舗数は1490店となった。
(株)サンドラッグ(東京都府中市、貞方宏司社長)の5月のグループ合計売上高は既存店が1.2%増、全店では6.1%増となった。事業別にみると、ドラッグストア事業の既存店は0.1%増、全店では0.4%減。ディスカウントストア事業は2.6%増、全店では8.5%増だった。。5月は3店出店、2店閉店し、総店舗数は1475店。
スギホールディングス(株)(愛知県大府市、杉浦克典社長)のグループ合計は既存店売上高6.7%増、客数1.8%増、客単価5.5%増。全店で12.7%増だった。またスギ薬局単体では、既存店売上高が7.6%増、客数2.8%増、客単価4.6%増。全店では13.6%増だった。5月は、新規出店として11店舗を開設、1店舗を閉店した結果、グループ総拠点数は1744店舗となった。
(株)クリエイトSDホールディングス(神奈川県横浜市、廣瀬泰三社長)の既存店売上高は4.2%増、全店では9.8%増だった。5月は6店舗出店した。
(株)クスリのアオキホールディングス(石川県白山市、青木宏憲社長)の5月度(4月21日~5月20日)の既存店売上高は11.2%増、客数は7.4%増、客単価は1.5%増。全店では15.9%の2ケタ増だった。13店出店、退店なし、5月20日時点で953店舗となった。調剤併設店舗は594店舗。
(株)アインホールディングス(北海道札幌市、大谷喜一社長)の月次の全店売上高は事業別に発表されている。調剤薬局の売上高が10.1%増、処方箋枚数が4.1%増、処方箋単価が5.7%増。またコスメ&ドラッグの売上高は18.3%増、客数が13.1%増、客単価が4.6%増だった。
(株)カワチ薬品(栃木県小山市、河内伸二社長)の5月の既存店売上高は0.7%減、全店が0.1%減だった。店舗数はカワチ薬品が339店、横浜ファーマシーが37店。月間の出退店はなく、グループ合計376店舗。
(株)薬王堂ホールディングス(岩手県紫波郡、西郷辰弘社長)の既存店売上高は7.6%増、客数は5.0%増、客単価は2.4%増。全店は8.5%増だった。5月の1店の新規出店、退店はなく店舗数は388店舗。