家電チェーンnews|9月売上高は5社前年越え/パソコン大幅伸び

主要家電チェーンが2025年9月の月次売上高を発表した。

(株)ヤマダホールディングス(群馬県高崎市、山田昇会長兼CEO)の9月売上高(前年比)は、デンキセグメントが102.5%、住建セグメントが105.3%、金融セグメントが 103.8%、環境セグメントが 104.7%だった。

デンキセグメントはWindows10サポート終了前の買い替え需要により、パソコンが大幅伸長し全体を押し上げ、前期を上回る実績となった。住建セグメントは、販売施策の強化や商品提案力の向上等により、住建事業全体が堅調に推移し、前期を上回った。

金融セグメントはヤマダデンキのリフォーム事業と連携したリビングローンが好調に推移し、前期を上回った。環境セグメントはPC製造事業を中心に各事業が伸長し、前期を上回った。

店舗数は946店。売場面積は292万1589㎡(前年比101.6%)。

(株)ビックカメラ(東京都豊島区、秋保徹社長)の9月売上高(全店前年比)は、ビックカメラ+(株)コジマの全店売上高が105.7%。ビックカメラ単体の全店売上高は107.3%だった。

音響映像商品は104.8%。、カメラや音響アクセサリーが好調な一方、テレビが低調だった。家庭電化商品は104.8%。エアコンが好調、洗濯機や理美容家電が堅調な一方、冷蔵庫や調理家電がやや低調だった。情報通信機器商品は108.6%。パソコン本体が好調、パソコン周辺機器やスマートフォンが堅調だった。

(株)エディオン(大阪府大阪市、久保允誉会長兼社長)の9月売上高(全店の前年比)は 101.5%だった。また直営店の売上高は101.8%だった。

主要商品別売上高(前年比)は、テレビが 94.8%、エアコンが92.3%、冷蔵庫が 84.1%、洗濯機が90.6%、パソコンが 226.9%、リフォームのELS事業が 92.4%だった。

(株)ケーズホールディングス(茨城県水戸市、平本忠社長)の9月のグループ売上高(前年比)は103.7%。9月は1店退店し、店舗数は557店となった。

主な品種別売上高(前年比)で最も伸び率が高かったのがパソコン・情報機器の218.2%。次いで前年を上回ったのがエアコン129.9%、理美容・健康器具102.1%。

上新電機(株)(大阪市浪速区、金谷隆平社長)のグループ売上高(前年比)は135.7%だった。9月は4店出店し、店舗数は220店となった。

主要な品種別売上高(前年比)は、テレビが145.9%、パソコンが286.2%、携帯電話が110.9%、エアコンが149.6%、冷蔵庫が134.1%、洗濯機・クリーナーが123.8%。

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