ビックカメラnews|年商9744億円5.6%増・経常利益19.7%増/増収増益

(株)ビックカメラ(東京都豊島区、秋保徹社長)が 2025年8月期の本決算を発表した。

2024年9月1日~2025年8月31日の連結業績は、売上高9744億8300万円(前年比5.6%増)、営業利益302億7400万円(24.1%増)、経常利益319億2900万円(19.7%増)、当期純利益 174億7600万円(25.7%増)。売上高、営業利益、経常利益、純利益のすべてにおいて過去最高額を更新した。

営業利益率3.1%、経常利益率3.3%。

2024年10月に、2025年8月期から2029年8月期までの5年間を計画期間とする「ビックカメラグループ中期経営計画~Vision 2029~」を策定・公表した。

物品販売事業は、売上高9620億4000万円(5.7%増)、経常利益298億4200万円(21.9%増)と増収増益。売上高は音響映像商品が低調に推移したが、情報通信機器が好調、家庭電化商品と医薬品・日用雑貨などその他の商品が堅調に推移した。

グループ会社の(株)コジマが、2025年4月26日に「コジマ×ビックカメラ コーナン田無店」(東京都西東京市)など2店舗を開店したほか、10月8日に「コジマ×ビックカメラ イオンモール仙台上杉店」(宮城県仙台市)を開店した。また、(株)ビック酒販が、2025年7月24日に「HELLO, LIQUOR LOVER’S WORLD!~酒好きの世界へようこそ~」をコンセプトとした、単独路面店として初の新規出店となる「ビックカメラお酒屋 吉祥寺店」(東京都武蔵野市)を開店した。

BSデジタル放送事業は、売上高110億3900万円(2.8%減)、経常利益20億4300万円(1.4%減)の減収減益。売上高は、配信事業などの放送外収入が増加した一方で、タイム収入やスポット収入が減少したことにより低調に推移した。

2026年8月期は、売上高1兆0130億円(4.0%増)、営業利益305億円(0.7%増)、経常利益315億円(1.3%減)、当期純利益175億円(0.1%増)を見込む。

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