トライアルnews|9月既存店売上高0.2%減/2カ月続けて前年割れ

(株)トライアルホールディングス(福岡市東区、永田洋幸社長)が2025年9月の月次業績を発表した。トライアルの既存店売上高は99.8%、客数は95.6%、客単価は104.5%。全店売上高は109.1%。店舗数は358店舗。

トライアルは8月業績で50カ月連続の既存店売上高増が止まった。2カ月続けての前年割れとなった。同社によれば「粗利率改善施策およびカレンダー要因で客数の減少は続いているが、客単価の上昇が寄与し、既存店売上高は計画の範囲内」としている。

商品動向は、食品がグロサリーはパックごはん、デイリーは冷凍フルーツや卵が伸長し、売上げに貢献した。フレッシュは、青果はお米やカットサラダ、鮮魚はサンマなどの丸魚、精肉は鶏肉、豚肉がそれぞれ堅調に推移した。惣菜は、名物商品「ロースかつ重」をはじめとする丼物に加えて、店内加工の惣菜パンやピザが売上げをけん引した。非食品は、夏物PB商品「AIRITY(エアリティ)シリーズ」のTシャツやひんやり寝具などが好調に推移した。

出店はスーパーセンター岡山豊浜店。閉店はトライアルsmart小山犬塚店、西友東松山店の2店舗。リニューアルは2店舖。西友東松山店は2025年12月にメガセンタートライアル東松山店としてリニューアルオープン予定。

西友は245店舗。売上高は2026年7月から開示予定。

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