ベルクnews|第2Q営業収益2110億円11.3%増・経常利益90億円2.4%減

(株)ベルク(埼玉県鶴ヶ島市、原島一誠社長)の2026年2月期第2四半期決算は営業収益2110億1100万円(前年同期比11.3%増)、営業利益88億8400万円(1.7%減)、経常利益90億1900万円(2.4%減)、四半期純利益61億4400万円(0.4%減)の増収減益となった。

営業利益率4.2%(4.8%)、経常利益率4.3%(4.9%)。( )は前年数値。

既存店売上高は6.6%増。前年同期に続き2けたの増収となった。一方、人件費9.6%増、販売直接費21.0%増を含み販売管理費が10.7%増となった。そのため、増収減益となった。

販売政策は、ポイントカード販促や各種キャンペーンの実施、SNSを利用した情報の発信を行い、幅広い層の顧客への来店動機を高めた。ネットスーパー「ベルクお届けパック」、独自の電子マネーカード「ベルクペイ」は導入店舗を拡大し、利便性向上を図った

商品政策では、プライベートブランド「くらしにベルク kurabelc(クラベルク)」を含めた自社開発商品を拡大することで、目的買いの顧客を増やすことに貢献した。店舗運営は標準化された企業体制を基盤にしながら、適正な人員配置や省力器具の運用を日々見直し、高い生産性を維持するチェーンオペレーションを推進した。

店舗投資は、2025年4月茨城県つくば市に「フォルテつくば店」、5月茨城県龍ケ崎市に「龍ケ崎店」、6月千葉県千葉市に「ハーバーシティ店」、7月群馬県沼田市に「沼田店」を新規出店した。また、既存店3店舗の改装を実施し、惣菜および簡便商品の拡充ための設備の更新を行った。2025年8月末現在の店舗数はベルク145店舗、クルベ3店舗の計148店舗。

物流体制は、商品を産地やメーカーから大量一括調達し、自社物流を活かした配送の高効率化等を行うことで、商品の価格強化と品質の安定化を目指した。また、店舗作業に合わせた配送体制の見直しを引き続き行い、店舗運営の効率化に取り組んだ。

 

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