東急ストアnews|第2Q営業収益1070億円2.0%減・営業減益/大型店閉鎖響く
東急(株)(東京都渋谷区、堀江正博社長)の2026年3月期第2四半期決算によると、(株)東急ストア(東京都目黒区、大堀左千夫社長)の業績は営業収益1070億円(2.0%減)、営業利益21億円(2.2%減)。

東急ストアは、東急百貨店とともに、リテール事業にセグメントされる。
既存店売上高4.7%増と堅調だったが、⼤型店のフレル鷺沼店が、再開発に伴い閉店したことなどにより、減収減益となった。
既存店業績の中身は客数1.8%増、買上単価2.8%増。買上単価の中身は一品平均単価5.0%増、買上点数2.1%減。商品価格の改定による顧客単価上昇に加え、インバウンド需要の取り込みなどにより、業績は堅調に推移した。
既存店ベースの商品別売上状況は構成比91.0%の食料品が5.2%増となった。非食品の状況は衣料品が構成比0.9%、7.5%減、生活用品が4.1%、1.6%増となった。
通期の業績予想では店舗売上高は全店1.8%減、既存店はスーパーマーケット事業のみで4.6%増を見込んでいる。
