PPIHnews|11月既存店6.9%増/ディスカウント7.2%、UNY5.9%増

(株)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東京都目黒区、吉田直樹社長)が2025年11月度の売上高を発表した。国内リテール事業は、(株)ドン・キホーテ、(株)長崎屋、UDリテール(株)、(株)橘百貨店、ユニー(株)5社で構成される。大きくディスカウント事業とユニー事業に分かれる。

国内リテールは既存店売上高106.9%、客数102.5%、客単価104.2%。ディスカウント、UNY事業ともに売上高、客数、客単価の3指標が前年を上回った。全店売上高は108.5%。店舗数は626店舗。

各事業の既存店売上高、客数、客単価、店舗数は、ディスカウント事業が107.2%、102.3%、104.8%、499店舗。UNY事業が105.9%、103.2%、102.6%、127店舗。

国内リテールは、両事業ともに売上げ・客数が前年を上回った。11月は、majicaアプリ会員限定のキャンペーン「マジ還元祭」を実施し、グループ全体の販促を強化したことで売上げ・客数が伸長した。また今年の11月は前年と比較して休日(祝日・日曜)が2日多く、+2.4%の押し上げとなった。

ディスカウント事業は、戦略的に強化をしているキャラクターグッズやバスボール、プロテインやスキンケアなどが売上げに貢献した。また、トレンドを捉えた新商品導入が奏功したことで、メイクアップやマッサージ用品などが好調に推移した。

UNY事業は、食品が売上げを牽引しており、パンやヨーグルト、卵といった日配品や酒類、米類が好調に推移した。また、品揃えを強化している高機能シャンプー、美白歯磨きなどの日用消耗品や調理家電が伸びた。また、ファミリー層向けのゲーム機やトレーディングカードが好調だった。

関連カテゴリー

月次 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧