イオンアグリ創造news|豊橋バイオマスソリューションズと共同研究開始
イオン直営農場の運営および農産物の生産委託に取り組むイオンアグリ創造(株)(千葉市美浜区、 福永庸明代表)と(株)豊橋バイオマスソリューションズは、農林水産省「中小企業イノベーション創出推進事業費補助金(フェーズ3基金)」の採択事業として、2025年6月から共同研究に取り組んでいる。

この取り組みでは、イオン埼玉久喜農場で発生する農業残渣と、イオンモール(株)が運営するイオンモール春日部の専門店で発生する食品残渣から、メタン発酵技術を用いてエネルギーを取り出し、さらにその廃液を「プロバイオポニックス技術」を用いて液体肥料に再生する。隣接するハウスではこの液体肥料を使ってミニトマトを生産し、イオングループ店舗へ商品として供給することで、地域内でエネルギーと窒素資源を循環させ、GHG排出量を削減するモデルを実証するもの。

年度内に、埼玉県加須市内にある循環型農業実証施設「加須サーキュラーエコノミー研究拠点」で、小規模メタン発酵プラントとプロバイオポニックス技術を組み合わせたミニトマト栽培施設が完成し、今春からミニトマトの栽培試験を開始する。

豊橋技術科学大学発ベンチャーの豊橋バイオマスソリューションズは、地域の未利用バイオマス資源を活用した循環型エネルギー供給システムの開発に注力している。小規模廉価型のバイオガス発電システムを実現するなど、バイオマス資源の種類と量に応じたプラントの試験、設計、施工、メンテナンスまで一貫管理できる技術力が強みだ。
豊橋バイオマスソリューションズとイオンアグリ創造、イオンモールは同実証を通じて、革新的な循環型農業システムの社会実装に向けた基盤を確立し、持続可能で豊かな食の未来を共創していく。
