ウォルマートnews|7億ドルの特別ボーナス追加支給/年間総額28億ドル
ウォルマート(アーカンソー州ベントンビル、ダグ・マクミロンCEO)は12月3日、コロナ禍やホリデー商戦で奮闘する現場の従業員に対し、総額約7億ドル(1ドル100円換算で700億円)のボーナスを追加支給することを発表した。
11月25日に第3四半期のボーナスが3億1900万ドル、12月24日に特別ボーナスが3億8800万ドル、合わせて7億0700万ドルが支給される。フルタイムとパートタイムの従業員150万人ほどが対象で、このうちの60%以上をフルタイマーが占める。フルタイム従業員には300ドル、パートタイム従業員には150ドルが支払われる。
ウォルマートは今年3月以降、今回のボーナスを含めて総額28億ドル(2800億円)もの特別ボーナスを支給している。
また、ウォルマートは今年3月に従業員向けの「COVID-19緊急休暇ポリシー」を打ち出しているが、緊急休暇の追加策も発表した。同社は新型コロナウイルスに関連する事由(感染や自宅待機指示など)で休暇を取る必要がある場合、従業員に最大2週間の有給休暇を提供する。2週間経過しても職場に復帰できない場合は、最大26週間まで立替え払い制度を適用することが可能となる。 また会社によって承認された新型コロナに関連する欠勤は、通常の欠勤日数にはカウントされない。
パンデミックが現在進行中であることを考慮して、同社は2021年7月5日までこの休暇ポリシーを延長する。