アスクルnews|「withコロナにおける職場の夏季休暇」に関する調査実施

アスクル(株)(東京都江東区、吉岡晃社長)は、事業所向け(BtoB)サービス「ASKUL」に登録している事業所を対象に、「with コロナにおける職場の夏季休暇」に関する調査をまとめた。

この調査では「with コロナ」の日常が浸透し、多くの職場でテレワークの取得やマスクの着用においてもさまざまな変化が起きている昨今、コロナ禍で迎える3度目の夏に向け、職場の夏季休暇の実態を把握するために ASKUL事業リサーチ専門チームが調査し、全国1481の事業所の回答を得た。

Q1 夏季休暇の取得について
最も多い回答は、「取得する予定」が81.6%、「取得する予定はない」が11.1%。

業種別で、最も取得率が高いのは、士業・コンサルで91.7%、続いて IT・情報サービスの91.1%、最も低いのは介護・福祉で62.5%、次いで販売・小売が65.9%で、業種差で最大29.2ポイントの開きがある。

Q2  夏季休暇の取得日数について
夏季休暇の連続取得平均日数は4.6日だった。3~4日を3.5日、6~9日を7.5日、10日以上を10日で換算した。

業種別で、平均取得日数が最も高いのは製造業で5.3日、続いて教育の4.8日、最も低いのは介護・福祉で3.1日、次いでサービス業の3.5日で、業種間で最大2.2日の開きがある。

Q3  夏季休暇の過ごしかたについて
今夏の帰省・旅行の行先は、「帰省」が最も多く50.4%。次いで「国内旅行」が45.6%。「海外旅行」は、渡航制限や自主待機・隔離が部分的に緩和されたものの、1%に満たない。昨夏と比較すると、「日帰り」は6.8ポイント減少し、「国内旅行」は 6.1ポイント増加している。

Q4 職場における今夏の行動制限・人数制限の取り組みやルールについて
今夏、行動や人数制限の「取り決めやルールがある」は16.5%、「ない」は60.2%、「未定」は23.2%。昨夏と比べると、「取り決めやルールがある」は20.5ポイント減少した。

業種別で、「取り決め・ルールがある」の比率が高いのは、介護・福祉で30.4%、続いて教育の27.5%。昨夏と比較すると、全般的に「ルールあり」は減少傾向だった。

従業員数「500人以上」では、今夏「行動制限・人数制限のルールがある」と 60.3%が回答した。従業員数規模が大きくなるほど、行動制限や人数制限によるルールがある傾向が見られた。

Q5  どのような行動制限の取り決めやルールがあるかについて
今夏の取り決めやルールとして、最も多かったのは「会食の制限」で65.3%。昨夏と比較すると、今夏は「国内の出張や旅行」「会食の制限」を中心に減少傾向だった。

Q6  今夏の外出先におけるマスク着用について
今夏、外出先でのマスク着用について、最も多かったのが「常時つけている」で47.6%。

年代別で、「常時つけている」比率が最も高いのは、30代以下で54.1%だった。

Q7  外出先でマスクを外さない理由について
30代以下は他の世代同様「コロナ感染の懸念」が85.2%と高いが、他の年代と比較して「違和感がない(慣れ)」が39.1%、「素顔を見せたくない、化粧が面倒」が33.3%と高い傾向が見られた。

■「with コロナにおける職場の夏季休暇」調査概要
調査方法/インターネット
調査対象/事業所向け(BtoB)サービス「ASKUL」に登録している25超の業種
調査エリア/全国
調査期間/6月22日(水)~6月29日(水)
回収サンプル数/1481
設計・実施・分析/ASKUL 事業本部 ブランド戦略・リサーチ

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