イケアnews|消費者向け包装プラスチック使用を2028年までに段階的に廃止

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ホームファニッシングカンパニーのイケア・ジャパン(株)(千葉県船橋市、ペトラ・ファーレ社長兼CEO)は、消費者向け包装のプラスチック使用を段階的に廃止することを発表した。新商品は2025年まで、既存商品は2028年までに、再生可能な素材やリサイクル素材を使ったパッケージに順次切り替えていく。

IKEA of Swedenのパッケージング&アイデンティフィケーションマネジャーのErik Olsen氏のコメント。
「消費者向け包装でプラスチックの使用を段階的に廃止することは、イケアの取り組みにおける次の大きなステップです。イケアは今後、包装材をよりサステナブルなものにし、プラスチックによる汚染を減らすための包括的な取り組みをサポートし、再生可能な素材やリサイクル素材を使用した包装を開発します。今後数年間で徐々に推進し、主に紙にシフトしていきます。紙はリサイクルや再生が可能であり、世界中で幅広くリサイクルされているからです」

イケアはすでに、包装材に使用するプラスチック量の大幅な削減に取り組んでいる。2020年1月までにホームファニッシング製品から使い捨てプラスチック製品を全面廃止、同じく2020年1月までにレストランやビストロでの単一素材プラスチック製の消耗品の提供を廃止している。またイケア・ジャパンでは、2020年に店舗にダンボールシュレッダーを導入し、店舗で使用したダンボールを配送の梱包材として再利用することで、プラスチック製の梱包材の使用を大幅に削減している。

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