コープさっぽろnews|ユニセフ「ロヒンギャ難民緊急募金」へ150万円寄付

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生活協同組合コープさっぽろ(札幌市西区、大見英明理事長)は、2015年2月からコープ宅配システム「トドック」による古着・古布の回収サービスを行っている。例年、組合員から回収し800トンほどの古着・服飾雑貨は、(株)キョクサン(北海道鷹栖町)を通じて、カンボジアに輸出され、現地直営店で安価で販売されている。

この売上金の一部は、ユニセフ募金として世界の子どもたちの支援に活用され、今年で7年目となる。

コープさっぽろではこの募金贈呈式を行い、売上金の一部である150万円を「ロヒンギャ難民緊急募金」として北海道ユニセフ協会へ贈呈した。

日本ユニセフによれば、2017年の夏にミャンマーで激化した暴力から逃れるために、少数民族のロヒンギャの人たちが隣国のバングラデシュに逃れた。それから4年が経過。以前から避難していたロヒンギャ難民など、46万人の子どもを含む88万人が人道支援を必要としているとされる。

さらに、バングラデシュは新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大によって、2021年6月末時点で国内の感染者数は91万人を超え、そのうち1万人は避難民が多く生活するコックスバザール地区での感染だという。難民キャンプでも1700件を超える感染が確認されていて、過密する難民キャンプではさらなる感染拡大、医療サービスのひっ迫が懸念されている。

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