セブン＆アイnews｜ NTTグループと再エネ電源の確保を目的に基本合意

(株)セブン＆アイ・ホールディングス（東京都千代田区、井阪隆一社長）は、NTTアノードエナジー(株)（東京都千代田区、高間徹社長、以下NTT AE）と、NTT AEによる再生可能エネルギーを、長期継続的にセブン&アイに対して新規供給を行うことを目的とした基本合意書を締結した。

すでに両社では、2021 年6月から、オフサイトPPAの仕組みで千葉県内に太陽光発電所を設置し、送配電網を介してセブン＆アイグループの店舗に向けた電力供給を行っている。

このオフサイトPPAとは、オフサイト型コーポレート PPA（電力購入契約：Power Purchase Agreement）の略で、コーポレートPPAは、需要家が発電事業者から再生可能エネルギーの電力を長期に購入する契約であり、「オフサイト PPA」は、遠隔地の発電設備から送配電網を介して需要家設備へ送電するモデルを言う。

今回の基本合意によって、NTT AEでは、長期的視点での発電所設計計画が可能となる。また、需要家であるセブン&アイでは、グループが目指す CO2排出量実質ゼロに向けた再生可能エネルギー導入の強化につながる。