ロック・フィールドnews|RF1の持ち帰り用惣菜容器に「LIMEX」を採用 

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(株)ロック・フィールド(兵庫県神戸市、古塚孝志社長)は、運営するRF1をはじめとする惣菜店で使用する持ち帰り用の容器に、(株)TBMが開発・製造・販売する石灰石を主原料とした素材「LIMEX(ライメックス)」を採用した。6月の環境月間に合わせて、今月より順次、使用を開始する。

「LIMEX」の採用は商品包装袋に続く第2弾となる。同社は、2020年10月より商品包装袋にLIMEXを採用し、直近1年間を比較して、プラスチック使用量を年間約48%、CO2を含む温室効果ガスを約23%削減した。LIMEX製商品包装袋に続く取り組みを検討するなかで、環境性に優れたLIMEX製の容器に着目し、採用するに至った。従来のプラスチック容器からLIMEX Sheet(真空成形グレード)を使用した容器に切り替えることで、プラスチック使用量を年間約38%、温室効果ガスを約22%削減することが可能となる。

また、LIMEXは単一素材で設計された製品と同様、既存のリサイクル設備でも再生利用が可能で、すでに複数の自治体や事業者とともに、リサイクルの仕組みを社会に実装する取り組みを始めている。今後は、TBMがプロデュースする国内最大級のリサイクルプラント(2022年秋頃竣工予定)でも、使用済みLIMEX製容器の再資源化を図る予定だという。

同社は、2030年を目途に店舗で使用するすべての包装材を、植物由来や認証済みの環境配慮素材へ切り替えていく。化石燃料由来プラスチック使用量は2019年4月期比50%削減を目標としている。

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