イオン環境財団news|7/30「香港植樹」で在来12種1500本を植樹
公益財団法人イオン環境財団(岡田元也理事長、イオン(株)取締役兼代表執行役会長)とイオンストアーズ香港は7月30日(土)、「香港植樹」を実施する。香港特別行政区政府の漁農自然護理署による「郊野公園植林優化計画」の一環として、NGO団体「香港地球之友(Friends of the Earth (HK) Charity Limited)」と共に、生物多様性の保全や生態系サービスなど、自然が持つ価値の向上を目的に実施する。
(画像出所:イオン環境財団HPより)
植樹地は54㎢の広大な敷地を有する、香港の大欖郊野公園(タイラムカントリーパーク)。公園内には7つの貯水池があり、九龍半島への水の供給源として機能している。
同公園は、以前は草がほとんど生えず土壌流出がすすむ地域だったが、長年の植林によって森林地帯となった。しかし、土壌侵食を防ぐ目的で植林された外来の樹種が、在来の樹種の成長を妨げるようになってしまったことから、近年は老化した外来樹種を伐採し、新たに在来樹種を植樹する活動がすすめられている。
今回の植樹では、公園内に花や実をつけるクチナシ・ユカン・タイワンツバキなど地域に自生する12種・1500本を植樹する。150名の地域ボランティアが参加予定だ。