ローソンnews|店頭撤去の「販売期限切れ」商品を値引き販売実験

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(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)は食品ロスの削減に向け、「販売期限切れ」商品を値引き販売する実証実験を、12月13日(火)から2023年1月31日(火)までの期間、「ナチュラルローソン芝浦海岸通店」(東京都港区)で開始する。

ローソンでは現在約9割の店舗で販売期限内の商品の値引きを行っているが、「販売期限切れ」商品の値引き販売の実証実験を行うのは初めてとなる。実証実験では、消費期限内ではあるものの通常店頭から撤去する「販売期限切れ」のデザート10品目を値引き販売する。実験結果を踏まえ、今後、他店舗・他カテゴリーにも拡大できるかを検証する。

販売期限を消費期限当日の午前0時としている10品目のデザートを店頭から撤去後、生鮮食品EC「クックパッドマート」の専用アプリで数量を登録して冷蔵保存しておく。

クックパッドマート会員からアプリ上で注文・決済が入り次第、同店舗内に設置している、クックパッドマートの商品受け取り用生鮮宅配ボックス「マートステーション」に格納する。購入者は「マートステーション」から商品を受け取るという仕組みだ。

ローソンでは、食品ロス削減を重要な課題ととらえ、2025年に2018年対比25%削減、2030年に同50%削減を目指している。AIを活用した発注の適正化や値引き販売の推進、容器の工夫による消費期限の延長などを組み合わせ、食品ロス削減に取り組んできた。なかでも値引き販売は創業当初から各店舗の判断に任せていて、現在約9割の店舗で実施されている。

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