イオン環境財団news|83団体に環境活動助成/32年間で30億円以上の実績
(公財)イオン環境財団(岡田元也理事長 イオン(株)会長)は、第32回「イオン環境活動助成」について、83団体に総額6370万円の助成を行うことを決定した。
今回は「里山コモンズの再生」のテーマで公募し、応募数は108団体のなかから、専門家を含む選考委員会による審査で選ばれた。
同財団では設立以来、豊かな自然を守り、持続可能な社会の実現のために取り組んでいる非営利団体を対象に毎年公募と選考を行い、活動費の一部を助成している。公募の基本テーマと活動分野は、環境課題の国際的潮流に合わせ設定している。
今回を含め、これまでの助成団体は3333件、助成総額は30億2961万円となっている。今回の公募で、活動分野「里山の保全・維持・管理」「植樹を含む里山の修復」「自然環境教育」の申請が最も多く、全体の約8割を占めた。
また、本年より新たに追加した「里山に関わる伝承活動」ならびに「被災地の里山復興活動」にも応募があり、里山保全との親和性のある活動として、今後も活動分野に位置づけ、積極的に推進するとしている。