ローソンnews｜｢世界IBDデー｣啓蒙/アートトイレ札幌の2店舗で初展開

(株)ローソン（東京都品川区、）は、「世界IBDデー」に合わせて5月19日（金）から、札幌市の2店舗で、トイレ内部をアートシールでデコレーションしたアートトイレを展開する。北海道のローソン店舗でアートトイレを展開するのは初めてとなる。アートトイレのデザインは「社会福祉法人ともに福祉会」に所属するアーティストの皆さんが描いている、北海道の森と花をイメージしている。

アートトイレイメージ

「世界IBDデー」とは、IBD（Inflammatory Bowel Disease：炎症性腸疾患）を理解する日として世界中でさまざまな疾患啓発のキャンペーンが行われる日だ。IBDは腸を中心とする消化管粘膜に炎症が生じる疾患で、主に10代～20代で多く発症することが知られている。下痢や血便、腹痛などの症状で、患者は頻繁にトイレに行く必要があり、入退院を繰り返すことで日常生活に大きな影響を受ける。一方で、IBDは症状が見た目にはわかりづらく、周囲の人に伝わりにくい疾患とされている。

ローソンでは5月16日（火）から5月19日（金）の期間に、IBDに関して知見のある武田薬品工業(株)と共同で、全国のローソン店舗のPOSレジディスプレイ画面に「世界IBDデー」を周知する情報を表示していく。アートトイレを展開する札幌市の2店舗と、既にアートトイレを展開している東京都・神奈川県の3店舗では、トイレにIBDに関するポスターを掲出し、店舗従業員の名札下でも世界IBDデーを周知する告知を展開する。