丸久news|海洋プラスチックごみを原材料の一部に使用の買物かご24カ所導入

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(株)丸久(山口県防府市、田中康男社長)は、2021年から山口県長門市大浦海岸等に漂着した海洋プラスチックごみを原材料の一部に使用した買物かごを店舗や道の駅に導入している。

2024年度の導入店舗は、アルク柳井中央店・アルク光店・アルク平生店・アルク光井店・アルク小月店・アルク彦島店・丸久浅江店・丸久厚狭店・中央フード大島店・ArukEX(防府市役所内売店、2025年1月オープン)。これで計24カ所への導入となる。

これは「ONE FOR OCEAN~海洋プラスチックごみアップサイクル事業」の取り組みの一つだ。

事業は、2021年度から山口県の呼びかけにより始まった、海洋プラスチックごみ問題について県民・行政・民間企業が一体となって考え、行動するSDGsの取り組みになる。

取り組みは大きく3つのアクションから成る。1つは、多くの県民ボランティアに協力してもらう「海岸清掃」、2つ目は、海岸清掃で回収した海洋プラスチックを海色の買い物かごに生まれ変わらせる「アップサイクル」、3つ目は、でき上がった買物かごをスーパーマーケットに導入し、日常における気づきを与え、エコなライフスタイルを提案する「エシカル消費」。

今年度は、シーズン4として、漁業関係者様・地元自治会様・ボランティアの方など約450名とともに、海岸に漂着した約1580㎏(可燃ごみ1420㎏、不燃ごみ160㎏、青色ポリタンク37個)のゴミを回収し、このポリタンクを原料の一部とし買物かごを制作した。

この海色の買物かごは、丸久の県内10カ所に導入され、昨年度までの14カ所と合わせて、県内24カ所となる。それを記念して、関係者が集まり、買い物かごの導入セレモニーも開催された。

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