イトーヨーカ堂news|認知症サポーター育成で表象/従業員の6割で実施

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(株)イトーヨーカ堂(東京都千代田区、山本哲也社長)は全国キャラバン・メイト連絡協議会が主催する「認知症サポーターキャラバン令和6年度表彰式」で“特別賞”を受賞した。

イトーヨーカ堂は2014年より、店舗における高齢の来店客に対する接客についての要望や問い合わせが本部に増加したことを受けて、認知症サポーター養成の取り組みを開始した。

この取り組みでは、地域の行政や地域包括支援センター等との連携を強化していて、これまでに、全従業員の6割に相当する約1万9000名の認知症サポーターを育成した。店舗における従業員の適切な接客応対やサービス提供、地域住民としてのサポーター活動を通じて地域貢献を進めてきた。

イトーヨーカ堂が認知症サポーターの養成や自治体との協定締結に積極的であることや地域の多様な住民が集う場の提供を通じて、介護予防や見守りにも貢献するコミュニティの拠点となっている点が評価された。

「認知症サポーター」は、認知症の人やその家族を温かい目で見守る「応援者」と位置付けられている。自治体(市町村・都道府県)または企業・職域団体(従業員を対象とする)が実施する「認知症サポーター養成講座」(90分)の受講が活動要件となる。

受講者は養成講座で得た知識を生かし、近所で気になる高齢者がいれば、さりげなく見守る、困っていたら、手助けするなどの活動を行う。

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