イオンnews|「イオンの里山プロジェクト」始動/多古町をモデル地域に
イオン(株)(千葉市美浜区、吉田昭夫社長)は、里山の再生と地域価値の創出を一体で進める「イオンの里山プロジェクト」を開始する。

気候変動や生物多様性の危機が深刻化する中、自然環境の保全は世界的な課題となっている。一方、日本の里山は人々の暮らしと自然が共生する重要な場だが、担い手不足などにより維持が難しくなっている。環境問題と地域の課題は切り離せず、地域社会の中で一体的に取り組む必要がある。
イオンは、地域とともに事業を進める企業として、地域課題の解決に継続的に取り組み、自然を単に守るだけでなく活かしながら、地域の生業やコミュニティの再生につなげ、持続可能な地域モデルの構築を目指して「イオンの里山プロジェクト」を推進する。
同プログラムのモデル地域として、千葉県多古町に「多古町イオンの里山プロジェクト」を立ち上げ、4月2日(木)に多古町、イオン、(公財)イオンワンパーセントクラブ、(公財)イオン環境財団の4者で地域連携協定を締結した。

協定では、4者が相互に緊密な連携を図ることで、双方の資源を有効に活用した協働による活動を推進し、一層の地域の活性化、環境保全及び文化継承を図ることを目的とする。
主な連携事項は以下の4項目。
(1)多古町内里山再生に関すること
(2)地域における生物の多様性の増進のための活動の促進等に関する法律(令和6年法律第18号)第11条に基づく主務大臣の連携増進活動実施計画の認定を取得すること
(3)里山資源の利活用及び環境教育活動に関すること
(4)その他、多古町の活性化に関すること
多古町は里山環境に恵まれ、交通インフラの整備や空港機能強化により交流人口の増加が期待される一方、豊かな自然などの地域資源が多く残る地域だ。イオングループの店舗も既に地域と関わりを持っており、同プロジェクトではこうした基盤を活かし、里山と生活圏をつなぐモデルづくりを進めていく。
【主な活動内容】
・農地の再生、農作物の育成、農業従事者の育成・派遣、オーガニック農法実践研修
・森の育樹(間伐、植樹、いきもの調査)、自然共生サイト登録
・イオングループの店舗をハブとする商品の販売
・地域・自然教育
・里山資源の利活用、里山ワークショップ
多古町らしさを活かしながら、里山環境を次世代に引き継ぐ新たな活動を見出し、地域と企業が協働し育てていく共通基盤の構築を目指したワークショップを、2025年12月以降、3回にわたり実施。多くの期待や素晴らしいアイデアが集まった。

