コックスnews｜業界初、手持ち服とのコーデ提案アプリ｢クローゼット｣を導入

(株)コックス(東京都中央区、寺脇栄一社長)は、コックス公式オンラインストアに、アパレル業界としては初めてスマートフォンアプリ「XZ(クローゼット)」を導入した。

このアプリは、(株)STANDING OVATIONが運営する、手持ち服とのコーディネート提案を行うスマートフォンアプリサービスである。AIを使用して、手持ち服を活かしつつ、季節に合わせたコーディネートを提案する。このアプリを使用することで、店舗接客のようなコーディネート提案がオンライン上でできれば、購買意欲の促進や顧客体験の向上につながる。

現段階では、手持ち服として利用できるのは同社公式オンラインストアで購入履歴のあるレディス商品だけである。今後は新機能をさらに追加して、他社ブランドの手持ち服とのコーディネート提案や、店舗での接客にも活用する予定だ。

同社は現在、｢ファッションテック企業」への変革を進めている。このアプリ導入はその一環で、今後も公式オンラインストアでの買上率アップ、EC事業の推進・拡大を図っていく。AIのコーディネート提案が、｢購入した商品に何を合わせたら良いかわからない」｢コーディネートがマンネリ化してしまう」といったお客の悩み解消の一助となればよいが。