コーナンnews|第1Q 営業収益834億円4.2%増・新規出店で経費かさみ減益
コーナン商事(株)(大阪府堺市、疋田直太郎社長)が2019年2月期の第1四半期の決算を発表した。
営業収益834億6700万円(前年同期比4.2%増)、営業利益48億6000万円(9.4%減)、経常利益41億8500万円(17.4%減)、四半期純利益27億6300万円(23.1%減)と増収減益となった。
営業利益率5.8%、経常利益率5.0%。
ペット用品、木材、建材、工具、金物、水道用品、塗料、作業用品が堅調に推移した。また円高を背景とした値入れ率の改善により、売上総利益は297億4200万円(5.3%増)、売上総利益率は37.2%だった。新規出店したことで、販売費、一般管理費は283億6300万円(1.0%増)となり、利益面の減少につながった。
第1四半期はホームセンターコーナン2店舗、コーナンプロ6店舗を出店した。ホームセンターコーナン2店舗を閉店した。5月末の店舗数は342店舗。内訳は、ホームセンターコーナン266店舗、コーナンプロ66店舗、ホームセンタービーバートザン6店舗、ビーバープロ4店舗。
コーナン商事は2018年4月に今後3年間を見据えた「第2次中期経営計画(2018~2020)」を公表している。
中期経営計画では「アクセルオン大作戦」として、商品力の強化とグループシナジーを最大限に発揮することで、顧客満足度と従業員満足度の向上を図る。日本を代表するホームセンターとなるための足がかりの3カ年と位置付けている。