J.フロントnews|8月化粧品・ラグジュアリーブランド好調で2.7%増

J.フロントリテイリング(株)(東京都中央区、山本良一社長)が2018年8月の売上速報を発表した。

(株)大丸松坂屋百貨店(東京都江東区、好本達也社長)の8月は前年同月比3.4%増、関係百貨店を含めた百貨店合計は2.7%増と、好調に推移した。

化粧品やラグジュアリーブランドの売上げが伸長したことが好調の要因だ。これは訪日外国人客が寄与した。また、パラソルやサングラスなどの夏物雑貨も堅調だった。8月下旬の台風20号や休日1日減などマイナス要因もあったが、それらをカバーした。

大丸松坂屋百貨店の免税売上高は20%伸長した。客単価は7%減だったが、客数が29%と大きく前年を上回った。

店舗別では、大丸梅田店7.3%、松坂屋上野店6.0%、大丸心斎橋店5.2%など、直営店14店舗中9店舗が前年をクリアした。大丸東京店は4.3%増で24カ月プラスが続いている。

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