イオンnews|9月既存店イオンリテール1.5%増/専門店苦戦

イオン(株)(千葉県千葉市、岡田元也社長)の9月度の主要各社の営業成績が発表された。

9月は「火曜市」「お客様感謝デー」は前年と同じ回数だった。日曜日が1日多く、振替休日の月曜日も1日多かった。

こうした曜日周りのなかで、既存店が前年を下回ったのはマックスバリュ西日本(株)とイオン九州(株)、専門店の(株)ジーフットと(株)コックスの4社だ。また全店ベースではイオン九州、専門店2社が前年に届かなかった。

既存店を見ると、主力の総合スーパーは、イオンリテールが101.5%、イオン北海道が100.3%とまずまずの結果だった。イオン九州は97.6%。

スーパーマーケットのマックスバリュ(MV)では、MV北海道(株)が102.7%、MV東北(株)が100.8%、MV東海(株)が103.0%、MV中部(株)が103.2%、MV九州(株)が101.2%と前年を超え、MV西日本は98.8%だった。

(株)マルエツ、(株)カスミ、マックスバリュ関東(株)の首都圏3社で構成するユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(株)は100.6%だった。

ミニストップは全店ベースで100.6%、既存店で101.1%と、今期初めて前年を上回った。

ドラッグストアのウエルシアホールディングス(株)は変わらず好調で、既存店は103.8%。全店ベースでも108.6%伸長している。

専門店では、靴の(株)ジーフットは98.5%、アパレルの(株)コックスは95.8%で、今期に入って6月だけが前年をクリアしているという厳しい状況だ。

アミューズメント施設を運営する (株)イオンファンタジーは3カ月ぶりに104.6%と、前年を上回った。

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