イズミnews|第3Q営業収益5363億円/西日本豪雨以降節約消費で減収減益

(株)イズミ(広島県広島市、山西泰明社長)の2019年2月期第2四半期の連結業績が発表された。

第2四半期は西日本豪雨の影響で0.3ポイントの減収だったが、第3四半期連結累積業績は、5363億4100万円で前年同期比0.1%と減収幅は縮まった。営業利益は236億1100万円(前年同期比8.1%減)、経常利益は235億5300万円(7.8%減)。売上高対比の営業利益率は4.6%(0.4ポイント低下)、経常利益率は4.6%(0.4ポイント低下)。

営業収益のうち、売上高は前年同期比104億500万円(0.2%)減少して、5107億3600万円。主に既存店売上げが伸び悩んだ。秋口に入ってからも不要不急のものは買い控えるという消費者の購買意欲は低く、また温暖な気候で推移したこともあって、衣料品などの季節商材の販売が伸び悩んだ。第3四半期の既存店売上高は0.5%減と落ち込んでいる。

売上総利益は、1121億1600万円(1900万円減)。売上高対比売上総利益率は22.0%で、原価の低下とロスの抑制が効いて0.1ポイント上昇した。ただし人件費と新設費用がかさんだ販管費は2.4%増加して1141億0900万円。売上高対比では22.3%となって、0.5ポイント上昇している。

8月に合同会社西友から譲り受けた2店舗は、10月に「ゆめタウン下松」(山口県下松市)、12月に「ゆめタウン姫路」(兵庫県姫路市)として改装開業した。またスーパーマーケット業態では、9月に「ゆめマート城野」(北九州市小倉南区)、11月に「ゆめマート久米」(岡山市北区)、「ゆめマート木太」(香川県高松市)を開業している。

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