イオンnews｜2019年2月期過去最高更新も下半期低調で下方修正

イオン(株)（千葉市美浜区、岡田元也社長）は2019年2月期の業績予想を下方修正する。

営業収益は前回予想から1820億円ダウンの8兆5180億円(2.1%減)、営業利益は280億円ダウンの2120億円(11.7%減)、経常利益が250億円ダウンの2150億円(10.4%減)、そして純利益が114億円ダウンの236億円(32.6%減)へと修正した。

ただし下方修正をしたが、営業収益、営業利益、経常利益は、2018年２月期の過去最高実績を更新する見込みだ。

下半期以降の集中豪雨や台風、地震といった災害による店舗営業への影響、その後の消費者マインドの低下、さらに第3四半期以降に気温が高い日が続いたことで季節商品の売上げが低調だったことから、主に国内の総合スーパー事業、スーパーマーケット事業、専門店事業の営業収益が想定を下回った。

営業利益は、営業収益の下振れから粗利益高の減少をカバーするに至らず、下方修正となった。したがって経常利益、純利益も期初予想を下回る見込みだ。