ヤマザワnews|’19年2月期純損失2億4500万円/売上高1107億円の減収減益
東北でスーパーマーケットとドラッグストアを展開する(株)ヤマザワ(山形市あこや町、古山利昭社長)の2019年2月期決算は、減収減益だ。
売上高は1106億8800万円(前年同期比3.2%減)、営業利益は2億2000万円(81.0%減)、経常利益は2億8300万円(77.0%減)となり、2億4500万円の純損失(前期は純利益が3億8900万円)となった。
営業利益率は0.2%、経常利益率は0.3%と、1%を大きく下回っている。
スーパーマーケット事業は売上高が974億300万円(3.2%減)。「生活応援セール」や「水曜均一祭」、電子マネー機能付きポイントカード「にこかカード」特典付与などの販促活動も行ったが、売りにつながらなかった。
2018年3月に「宮内店」(山形県南陽市)を新設移転し、7月に「南陽店」(山形県南陽市)、9月に「中田店」(宮城県仙台市)を改装した。子会社のよねや商事(株)では7月に「千石大橋店」(秋田県湯沢市)を改装した。一方でヤマザワの「仙台中山店」(宮城県仙台市)、「南光台店」(宮城県仙台市)の2店舗を閉鎖した。2月末のスーパーマーケットは74店舗。
もう一つの柱のドラッグストア事業は売上高が132億7200万円(2.7%減)と、こちらも減収だ。4月に「ドラッグ田子店」(宮城県仙台市)、7月に「ドラッグ加茂店」(宮城県仙台市)を閉店した。2月末店舗数は73店舗。
2020年2月期は売上高1100億円、営業利益6億5000万円、経常利益7億円、純利益2億5000万円を目指す。