J.フロントnews|4月百貨店事業0.8%増/10連休は売上・客数ともに前年超
J.フロントリテイング(株)(東京都中央区、山本良一社長)が2019年4月度の連結売上収益報告を発表した。同社は2017年3月から国際会計基準[IFRS](International Financial Reporting Standards)を適用している。
「百貨店事業」は前年同期比0.8%増だった。
4月度の百貨店事業の売上高は、気温が前年より低く推移したことで、婦人・紳士ファッションの動きが鈍かったものの、化粧品とラグジュアリーブランドが売上げを伸ばし、食品も好調に推移した。
なお、大丸松坂屋百貨店合計、百貨店事業合計ともに3カ月連続で前年実績を上回った。また大丸松坂屋百貨店合計の免税売上高(速報値)は、対前年約22%増(客数同8%増、客単価同13%増)と変わらず伸びている。
店舗別では、札幌店が7カ月連続、心斎橋店・東京店・名古屋店が3カ月連続で対前年プラスとなった。また、直営店6店舗と博多大丸が前年実績を上回った。
なお、4月27日(土)~5月6日(月)の10連休では、前年の同曜日期間(4月28日~5月7日)と比較して、入店客数は約10%増、売上高は約7%増となった。