ワッツnews|第3Q売上高480億円4.3%増・経常利益39.3%増

(株)ワッツ(大阪市中央区、平岡史生社長)が 2026年8月期の第3四半期決算を発表した。

2025年9月1日~2026年5月31日の連結業績は、売上高480億1000万円(前年同期比4.3%増)、営業利益13億6800万円(33.8%増)、経常利益14億1600万円(39.3%増)、四半期純利益8億0800万円(36.4%増)と、増収増益だった。

売上高は、主に100円ショップ事業の既存店売上高が堅調に推移し増収となった。高額商品の販売構成比を高めるプロダクトミックスの最適化やサプライヤーによる価格競争力の高い商品提案の充実等により、外部環境が不安定な状況下においても売上総利益率は前年同期より0.2ポイント増加。販売費及び一般管理費は、変動家賃の上昇、従業員のベースアップや最低賃金引上げなどにより人件費が増加したが、計画内で推移している。その結果、営業利益、経常利益、四半期純利益は前年同期比30%超の増益となった。

営業利益率は2.8%、経常利益率は2.9%。

100円ショップ「Watts(ワッツ)」「Watts with(ワッツ ウィズ)」「meets.(ミーツ)」「silk(シルク)」などを展開するワッツグループは、収益源の多角化を図るべく、国内100円ショップ事業だけではなく、ファッション雑貨店やディスカウントショップの運営などの国内その他事業、海外事業にも取り組んでいる。

国内100円ショップ事業の売上高は449億2300万円(5.0%増)。POSデータを基に、立地や客層に合わせた品揃えをするため店舗の改装を実施。並行して、売れ筋商品を中心に高額商品、ライフスタイルブランド「Tokino:ne(ときのね)」、オリジナルコスメ「fasmy(ファスミー)」、タレントとのコラボ商品などの取り扱いを充実させ、既存店売上高の対前年同期比は104.0%となった。また、SNSで人気を集めるダンスグループを起用した30周年WebCMの公開によるブランド認知度向上、テナント型店舗でのセルフレジ導入による混雑時の待ち時間短縮など、お客の利便性向上と店舗作業の省力化を進めている。

国内その他事業の売上高は 27億4200万円(4.7%増)。心地よい生活を提案する雑貨店「Buona Vita(ブォーナ・ビィータ)」は、関東地方の商業施設を中心に展開。その内「宇都宮パセオ店」の接客応対が評価され、「サービス・オブ・ザ・イヤー 2026」で「レジ・チェッカー大賞」を受賞した。またディスカウントショップ「リアル」は、東広島市内に新店舗をオープンした。セルフレジやキャッシュレス決済の導入で、店舗オペレーション効率の改善を進めている。

海外事業の売上高は3億4500万円(43.4%減)。海外では日本式の100円ショップより安価な商品を取り扱う形態の店舗が増えており、従来の形態では評価されにくい状況になっていることから、直営店舗としては縮小し、卸売りの拡大に注力する方針に転換している。フィリピン、ベトナム、ラオス、香港など30カ国以上に商品を提供しながら、新規市場の開拓強化を進めていく。

100円ショップ事業では、直営が132店舗出店し、76店舗退店して1924店。FCが7店で、計1931店となった。国内その他事業では、Buona Vita9店舗、リアル8店舗、その他1店舗の計18店舗。海外事業の店舗数は 4店舗。5月末時点の店舗数は 1949店。

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