イオンnews|第1Q営業収益2兆9420億円、最高益/エンタメなど3事業好調
イオン(株)(千葉県千葉市、吉田昭夫社長)の2027年2月期第1四半期決算は営業収益2兆9419億8100万円(対前年増減率14.6%増)、営業利益752億0300万円(33.6%増)、経常利益635億8200万円(32.3%増)。いずれも第1四半期として過去最高を更新した。四半期純利益は138億0900万円。前年の純損失から黒字転換した。
営業利益率2.6%(2.2%)、経常利益率2.2%(1.9%)。( )は前年数値。

セグメント別では営業収益、営業利益ともに大きく伸びたのが3事業だった。ウエルシアとツルハの統合効果が進んだ「ヘルス&ウエルネス」、「安・近・短」需要を取り込んだ「ディベロッパー・エンタメ」、ベトナムをはじめアセアン展開が好調な「国際事業」。一方、「GMS」「スーパーマーケット」「ディスカウントストア」の3事業は伸び悩んだ。

セグメント別動向ではGMS事業は営業収益9232億5100万円(3.9%増)。衣料、住居余暇、ヘルス&ビューティなどが好調で既存店売上高は2.4%増。トップバリュ構成比は20.4%まで上昇した。
一方、前年のコメ・野菜相場髙の売上げ押し上げ効果の反動で食品が伸び悩んだ。また原材料高や価格訴求強化、人件費増などで34億5500万円の営業損失となった。
企業別ではイオンリテール、イオン北海道、イオン東北が減益。イオン九州が増益となった。
スーパーマーケット事業は営業収益7572億1900万円(0.4%減)。ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(U.S.M.H)がいなげやを連結に加えた効果で増収したが、価格競争・人件費増で営業損失8億円となった。
ディスカウントストア事業は営業収益1092億円(1.1%増)、営業利益2億円(14.2%減)。PB構成比が3割弱まで伸長し収益性改善が進んだが、営業利益は2億5700万円。

ヘルス&ウエルネス事業は営業収益6380億0300万円(89.9%増)、営業利益266億9600万円(16.0%増)。ツルハとウエルシア統合効果が大きく寄与した。両社とも営業利益は40%以上の伸びとなった。既存店売上高は4.3%増と堅調だった。
総合金融事業は営業収益1515億9600万円(8.8%増)、営業利益181億8500万円。国内外で債権残高が拡大し、決済の利用頻度の増加が寄与した。

ディベロッパー・エンターテイメント事業は営業収益1740億72百万円(9.2%増)、営業利益278億4700万円(43.3%増)。イオンモールは既存モールのリニューアルを強化し、専門店売上・来店客数が伸長した。イオンレイクタウン隣接地に「LAKESIDE DINING」「LAKESIDE PARK」を開業するなどが寄与した。
国際事業は営業収益1696億5300万円(11.9%増)、営業利益57億2200万円(35.0%増)。ベトナム事業が前年比2割以上伸びたことがけん引した。
