ジョイフル本田news｜年商1482億円0.3％減､主力ホームセンター0.2％減

(株)ジョイフル本田（茨城県土浦市、細谷武俊社長）が2019年6月期の本決算を発表した。

売上高1482億2600万円（前年同期比0.3％減）、営業利益84億円（5.2％増）、経常利益97億5100万円（10.8％増）、純利益43億8400万円（21.6％減）。ホームセンター千葉店に関連する減損損失24億7300万円を特別損失として計上したため純利益が減少した。

営業利益率5.7％、経常利益率6.6％。

ホームセンター事業の売上高は1465億7100万円（0.2％減）。リニューアルオープンした「ホームセンター千葉店」や前年度に子会社との間で事業統合を行ったリフォーム部門、工具・金物・作業服の専門店、ペット専門店、アンティークと服飾雑貨の専門店の本格稼働が売上高に寄与した。しかし、異業種との競争が厳しい生活雑貨部門や、夏場の記録的な猛暑や台風、また春先の低温の影響でガーデンライフ部門、アート・クラフト、ホームセンター周辺部門が苦戦した。

主要商品部門別で見ると、「住まい」に関する分野は、住宅資材・DIY205億6700万円（2.6％増）、住宅インテリアは80億1100万円（0.3％減）、ガーデンライフは75億8600万円（4.1％減）、アグリライフは83億0200万円（1.3％減）、リフォームは177億5000万円（3.0％増）。

また「生活」に関する分野では、生活雑貨が508億8000万円（2.2％減）、ガソリン・灯油は136億1400万円（4.9％増）、ペットは93億3900万円（0.7％増）、アート・クラフト、ホームセンター周辺は84億6000万円（4.4％減）、車検・整備、タイヤは13億7400万円（0.1％増）だ。

スポーツクラブを運営する、その他の事業の売上高は16億5400万円（5.6％減）。

2020年6月期連結業績は、売上高1487億4000万円（0.3％増）、営業利益91億2500万円（8.6％増）、経常利益100億1000万円（2.7％増）、純利益63億7500万円（45.4％増）を見込む。